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ミシンが動かない!?原因と対処法

2017年02月09日

糸の巻き込みをチェック

縫物をしている最中に急にミシンが動かなくなってしまった経験のある人は多いかと思います。そんな時、糸が巻き込みぐちゃぐちゃになって絡まっている、ということをよく目にします。故障してしまったのかと思う前にその対処法として、まずは糸のかけ方が間違っていないか確認する必要があります。手順通りに正しい場所にかけないと、縫い進めるうちに、糸が巻き込み、止まってしまう原因になりますので、再度確認をしてください。まず、上糸を外し、最初からかけ直します。コンピュータミシンの場合は、設定を見直します。余計な部分に絡んでいないかも確認します。そして、上糸の調子が強すぎる場合が原因としてよくあるので、調整を合わせます。以上のことを改善し、再度縫いはじめ、問題が解決されているか確認をしてください。

下巻き状態になっていることも

上糸の調子を確認しても、ミシンの様子が戻らない時は、下巻きの状態、下糸の状態を確認する必要があります。針板を外して、窯の中に糸が絡まったりしていないか、布ぼこりなどが詰まっていないかをまず確認します。もし、この時点で、ほこりが詰まっていたり、汚れがあるようでしたら、一旦作業を中止し、掃除とお手入れを初めてください。次に、下糸の巻き方を確認します。正しい状態で巻かれていないと、途中でミシンが止まってしまう原因になります。糸を巻くときにボビンケースにきちんとセットされていなかった、糸を切るときに正しい切り方をしなかった、などで縫物途中にミシンが止まったり、針が折れたり、というトラブルが起こります。気づかず使用を続けていると故障の原因にもなりかねないので、注意して確認しなおしてください。

何度もなるときは修理に出そう

上糸のかけ方も正しくやり直し、下糸の巻き方もセットも問題がなく、掃除もお手入れもやっているのに、全く状態が改善されない場合は、故障が疑われます。ミシンを購入した店舗や、メーカーなどで無償のサポートサービスなどもありますので、購入時の条件を再度確認してから、修理に出してみると良いでしょう。故障の状態にもよりますが、無料の範囲内での修理で済むよう、早めに対処をすることが必要です。大抵のサポートのシステムは、本体を郵送して点検してもらい、修理が終わったら再び郵送される、というものがほとんどです。1年に一度くらいは、点検が必要なので、調子が悪くなる前に時期が来たらサポートサービスに出してしまうのもミシンの状態を保つ上で大切なことです。自宅でできるお手入れと合わせてサポートサービスを活用することで、お気に入りのミシンを長持ちさせることができるのです。

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