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糸が絡まる!?ミシンのトラブル解決法!

2017年01月13日

ミシン内部で糸が絡まるときは?

縫物途中に、ミシン内部に糸が巻き込んでしまって、止まってしまうときは、故障をしてしまったのかと不安になります。この症状の原因は何なのでしょうか。そんな時、故障を疑う前に、糸のかけ方などで間違いがないか確認をする必要があります。上糸のかけ方が正しく手順通りにかけられていないと、糸が絡まるトラブルが起きます。一度外して最初からかけなおしてみることをお勧めします。また、糸調子があっていないことも原因になります。調子が弱すぎると絡まることがよくあるので、調子があっているかの確認が必要です。針の取り付けが間違っている場合も絡まりの原因になるので、正しく取り付けし直してください。また、針やボビンケースが不適合なものを知らずに使用している場合も絡まりが起きてしまいます。縫物と適合しているかどうか再度確認をして下さい。

上糸がつってしまうときは?

縫い目をみた時に、上糸がピンと一本線のようになってしまっていることがあります。上糸がつっているような状態ですが、こんな時は、下糸のセットの方法が間違っていることが多いです。上面に糸が出てきているので、上糸の調子や設定がおかしいのかと疑ってしまいがちですが、こういう場合の原因と問題点は、下糸にあります。下糸の設定が間違っていると、正しい力が下糸に加わらずに、上糸が引き上げるときに布地を引っ張り、上面に糸が出てしまうのです。ミシンの電源を切り、一度ボビンを取り出し、巻き方が正しいか確認します。左巻きになっていない場合などもありますので、よく見てください。もし間違っていれば最初から下糸を巻きなおします。きちんと左巻きになっているか、確認したらもう一度正しくセットし直します。下糸のセットが正しくできれば、上糸がつるような症状は改善されるはずです。

針が折れたときは?

鍼が折れる場合は、縫物に適合していないものを使用している場合や、取り付け方が間違っているなどの原因が考えられますが、再度確認をしても、問題点が見当たらなかったり、症状が改善されない場合は、故障の可能性が高いので、点検をしてもらうことをお勧めします。ミシン本体の重大な故障がある場合などに、この鍼折れの症状がよく出ますので、自己判断をする前に、頻繁にこの状態になった時は、早急に点検をすることが大切です。購入した店舗や、メーカーのサポートサービスにミシン本体を輸送して、故障がないか点検してもらい、修理を終えたら再度郵送してもらう、というサポートシステムがほとんどだと思いますので、スピーディに修理を進めてもらうことができます。鍼折れの症状を放っておくと危険ですので、早めに対処をしてください。

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